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テラビシアにかける橋のironsandのネタバレレビュー・内容・結末

テラビシアにかける橋(2007年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

喪失と再生の物語。児童文学が原作。
あの時、ああしていれば、ifを語り出せば人生はキリがないんだけど、心が幼いほど自分の中で片付けられない感情というのはよくわかる。親友を事故で亡くして「一緒にいてあげなかった僕が悪いんだ」という息子に「そんなことない。お前のせいじゃないさ、絶対に。悲しいし説明のつかない出来事だけど、お前のせいじゃない。あの子には何かもらったろ?それを大事にしろ。そうすればあの子は死なない。」過去を忘れなくていいという、父の言葉が温かく大変良かった。
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