KJ

テラビシアにかける橋のKJのレビュー・感想・評価

テラビシアにかける橋(2007年製作の映画)
3.6
二人で創った想像の世界 テラビシア

忘れてしまいそうなあの思い出は、ない人にはないんだろうが、あったのに忘れてしまった人もたくさんいるだろう

子供の相手が苦手な人がいるが、俺は得意なほうだ
ファミリー交えて遊びに行ったら、俺の周りを子供達がグルグル回る
「そんなに回ったらバターになっちまうぞ!パパって言うな!このクソガキ!」
とか言うとゲラゲラ笑って余計に回転を上げる。
ま、わかってやってんだけど

子供の相手をするのは難しくない
自分も昔子供だったわけだから

同級生連中も下手
目の前で五歳児くらいの子が両手をつきだしてるのに呆然としてる
「抱っこしてってアピっとるやろがい!」
「え?そーなん!」

シャツを引っ張られても「ん?」みたいな顔をしている
「トイレやろがいっ。連れてったらんかいっ」

「ちなみにKJは、お子さんいくつ?」
「いや、独身で子供おりまへん!」
「マジでか!」


彼らの想像の世界は、彼ら同士でしか共有できないものだ
同年代であってもそこには立ち入れない

世の親御さんたちは、それを見かけようが気になろうが
ま、そっとしといてあげてほしい
少々変わった子に育つかもしれないが、だいたい優しい子になるから
KJ

KJ