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ヤング≒アダルトのliamのレビュー・感想・評価

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)
3.3

監督は「マイレージ、マイライフ」のジェイソン・ライトマン。主演は「ATOM」のシャーリーズ・セロン。出演は「インフォーマント!」のパットン・オズワルト、「恋とニュースのつくり方」のパトリック・ウィルソン、「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1」のエリザベス・リーサーなど。

37歳でバツイチ、恋人もいない、執筆中のヤングアダルトシリーズは終了間近で新作の予定も決まっていない自称作家のゴーストライター、メイビス (シャーリーズ・セロン)は、うかない日々を過ごしていた。そんな中、高校時代の恋人バディ(パトリック・ウィルソン)の妻から子どもが生まれたという内容のメールが届く。バディとヨリを戻し青春時代の輝きを取り戻そうと考えた彼女は、故郷の町へ舞い戻るが。

バツイチかつ恋人もおらず、仕事も上手くいっていない主人公メイビス。そんなメイビスが、かつての元恋人とヨリを戻すために動く。

同じような境遇の人にはかなり胸に刺さる内容になっているかも。
正直に言って、メイビスの行動全てがキツイ。笑 観ていて心が痛くなってくるので、鑑賞は1回限りでいいって人も多そう。
ただだからこそ、同じような境遇の人へより深く刺さるように感じる。

ただ痛々しいだけではなく、シュールな笑いが提供されておりそこに注目すると面白い。最後のメイビスがブチギレるシーンでは、唐突なドラムに、バディに可哀想と言われる始末。

痛々しい女がだが、周囲を気にせず目的に向かう姿は見習える。あとメイク技術は素晴らしかった。笑 胸は痛むけど、様々な見方もできて面白かった。

シャーリーズ・セロンは美しく強い女性のイメージだったので、こういった役をやるのは驚きだった。

痛々しい女の映画。
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