久七郎

ヤング≒アダルトの久七郎のレビュー・感想・評価

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)
3.5
サラッとした1作だけでは物足りなくて、本作へ。

シャーリーズ•セロンも、見応えのある美しさの女優さんなんだが、その演技力も発揮しまくりの本作では、拗らせ系の女性の役。

最初は、「オイオイ、大丈夫?」みたいな気持ちで観ていたけれど、ストーリーが進み、彼女が失ったものの全貌が理解出来ると、泣けた。

毎晩、酔い潰れて、ベッドへ倒れ込み、うつ伏せのまま眠る背中の切なさ😣

本人にしか分からないこともある。
周りが勝手に想像することもある。

その大きなGAPの中で、もがき苦しむ主人公。

「高飛車美人」カテゴリだった彼女が、帰郷して出会ったのは「ダサい同級生男子」

でも、その「ダサい同級生男子」が救いになり、全ての禊を終える。

って、高校生の延長線にある30代頭とかのお話。

まぁ、人生、それより遥かに長くありまっせ!と応援してあげたくなる切なさ。

シャーリーズ•セロン、ベッピンすぎ!

もうちょい若い頃の自分が観ていたら、もっと葛藤に共感したのかもなぁ。

しかし、「昔の彼氏に戻ろうとする」は、だいたいアカンよね😣
久七郎

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