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ロスト・イン・トランスレーションのtoaのレビュー・感想・評価

3.2
所在のあやふやさ。
知らない街だと新鮮さと空しさで心が敏感になって、見ないふりをしてた隙間が際立って感じてしまうのかな。
たぶんずっと、お互いhomeに帰った後も名前が定まらないんだろうけど、たしかに交わされていた思慕があった。

ソフィア・コッポラ監督、言語化できない空気感を映像で表現するの、ほんとうにうまいなぁと思う。
アンニュイなスカーレット・ヨハンソン、草臥れたビル・マーレイ、2人ともよかった。
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