ドータクン

ロスト・イン・トランスレーションのドータクンのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

記録

全体的に淡々としているから、好みが分かれるのだと思う。あと物語のテーマ的に日本人として見ると「アァン?」て描写が多々ある。

海外在住時に見たからのめり込めたけれど、見るタイミング・環境で大きく印象が変わるんだろうな。

無機物のような東京。
日本人の歓迎は作ったように不自然で、過剰。foreignersは溶け込むことができない。
街に繰り出すも、共鳴できずに「異物感」を募らせるばかり。

この映画のテーマは何だろう?と考えた時、たぶん最後のシーンに全部詰まっているんだろうなと思った。
異物同士の共鳴。「わかり合う」ということ。価値観が合致した瞬間の高揚。

プラトニックな愛情で終われたのはきっと舞台が東京だったから。(そういう意味で東京だからこそ撮れた映画)
これがアメリカとかヨーロッパとかだとまた「心の通じ方」とか旅からの教訓が違ったんだろうなー。
「それでも恋するバルセロナ」とか、、
どっちもスカーレットヨハンソンさんが演じてるから面白い
ドータクン

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