すごく感動するってわけでも、高揚して昂るわけでもないけれど、映画っていいよな〜と思える作品
家族や愛する人がいて、友人とともに過ごす時間もあるのに、どこか満たされなくて、浮ついているような、周りと比べて孤独を感じてしまうような状況の2人が出会って、淡々と2人の時間を積み重ねていく様は心地がよかった
一方で日本人として暮らしてきたからこそわかる、日本の不便さ・理解しがたい伝統やマナーの残りが垣間見えて、自分たちのことながら、こういう嫌なところ、アホみたいなところあるよな〜と冷めた気になってしまった
慣れ親しんだ街から東京という物理的な距離、精神的な心の距離、言葉の全く通じない土地