サクチューン

ロスト・イン・トランスレーションのサクチューンのレビュー・感想・評価

4.2
ビル・マーレイ演じる主人公が
ミドルエイジクライシス(中年の鬱)を迎え、
なにもかもめんどくさくなっているところに

スカーレット・ヨハンソン演じる
夫に同行して東京にやってきて、ホテルの部屋で過ごす若い妻と出会い

親子でもない、愛人でもない、
それでいて、なぜか互いにシンパシーを感じたのか
年の離れた友人として

ゼロ年代初頭の東京を過ごしていく映画です。

映画のストーリーに大きな浮き沈みはありません。

『異国の人らから見た、日本の風景』に二人が溶け込み
少しずつ、ミドルエイジクライシスで『満たされない何か』を
取り戻していくお話です。

外国の方から見える、ちょっと変わった国 『日本』を見てみてはいかがでしょうか。