ゆい

切腹のゆいのレビュー・感想・評価

切腹(1962年製作の映画)
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映像がずっとかっこよすぎる…!!!
武士は義理と人情なんて聞いたことがあるけれど、貧しい中でも刀を手放せずにいたことを恥じ、故人との約束を果たすことを固く誓って生きる浪人が何よりも武士道精神を貫いていた

面目のためなら我先に逃げるし人も殺すし事実もねじ曲げる、そんな生き方の何が良いというのか 開き直るような揚げ足を取るような語り口が泡沫の権力者という感じ
天涯孤独となった浪人が「明日は我が身と思って聞け」と身の上を語る重みといい、決して今を生きる人々にも他人事ではない話
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