MoscatoBianco

フェリーニのアマルコルドのMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)
3.0
綿毛で始まり綿毛で終わる、ほぼ一年の日常生活の話です。

学校の教室での発音練習は不覚にも爆笑してしまいました。これで掴みはOKです。他にもアホみたいな授業ばっかりです。こんな学校がホントにあったら偏差値20レベルです。

チッタ(主人公?)の家族の食卓もメチャクチャです。なんじゃこりゃです。飯ぐらい黙って普通に食え とか思いました。

ファシスト党の場面はやや長くつまらないので中だるみです。一応これで1930年代半ばか後半あたりであることはわかります。

あほガキのエロ体験もちょっとあります。特にタバコ屋での爆乳体験は、中だるみからの起死回生でした。吹いてないで吸え!

木登り叔父さんも出てきます。木に登って自分の正直な気持ちを叫びます。正直すぎて笑えません。しつこいです。

なんか訳わかりませんが、そこそこ楽しいです。
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