ろっそ

フェリーニのアマルコルドのろっそのレビュー・感想・評価

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)
3.0
スコアはつけにくいので3。

1930年代のイタリアの情景を描いた作品。追うべきメインストーリーがないので、じっと集中して見るよりは何かしながらがちょうど良い。

季節の移り変わりが綿毛、濃霧、雪などで描かれている。自然とともに人々の生と性がテーマに描かれていく。ファシスト党や人の死や病気、性的な虐待、寂しさが対比として描かれる。
まとめすぎかもしれないが、生きるとは、ということのエッセンスがぎゅっと閉じ込められたような作品だと思う。

木の上で女をくれーと叫ぶ叔父さんがハイライトかも。
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