いはん

プロヴァンスの贈りもののいはんのレビュー・感想・評価

プロヴァンスの贈りもの(2006年製作の映画)
3.8
どんな映画も、新規性を求められがちですが、別にありきたりなテーマだっていい映画は作れる。この映画、個人的には好きです。金、プライド、潰し合いの社会に居続け、”良き、美しきモノ”を忘れてしまったマックスが、おじの死をきっかけに取り戻していく物語、ね。

まぁでも、何が自分にとって一番大切なんて、タイミングで全て決まるんですよ。別にいいと思うよ、金と権力が全てって思ったって。ダメなのは、それが唯一だと思ってしまうこと。人それぞれ、大切にしたいことは異なるの。それを忘れてしまってはいけない。

この映画のラッセルクロスどタイプ。
こういういい感じに熟れたおじさんには本当に目がありません。コティヤールも相変わらずの美しさですが、わたしのベストコティヤールはやはりマリアンヌ。
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