水の中のナイフのののののレビュー・感想・評価

ポランスキーの白黒三部作を通して観ましたが、この作品が一番人間味溢れていたように思います。ヨットという限られた空間で繰り広げられる濃密な人間模様は見応えがありました。単純だけど無駄のないストーリーに効果的に差し込まれる船乗りのエピソードと、美しい映像に合わせて流れるジャズに、処女長編とは思えないセンスを感じました。