たな会No02

従軍慰安婦のたな会No02のレビュー・感想・評価

従軍慰安婦(1974年製作の映画)
5.0
シネマヴェーラ渋谷の「戦争と女たち」特集にて。従軍慰安婦という制度をしっかり批判しつつ、そこに生きた女性や関係のあった人たちを生き生きと明るく、ときには悲しみに寄り添いながら描いていてとてもおもしろかったです。喜劇のなかにペーソスとクリティシズムがある重喜劇でした。三原葉子がとても美しくみえました。ああいう状況下での三原葉子は安心感がありますよ。運動会のシーンも切なかったですね。緑魔子は戦死ですよ。