従軍慰安婦の作品情報・感想・評価

「従軍慰安婦」に投稿された感想・評価

神

神の感想・評価

3.0
特集 戦争と女たち
三原葉子の包容力が凄すぎて、私も身を委ねたくなった。
将兵との運動会のシーン。緑魔子の疾走中、絶縁してしまった母が応援してくれている小学生時分の運動会の記憶がフラッシュバックするとことか良かったと思うけど、全体的にはあまりノレず…。
良く言えば適度にユーモアが散りばめられた作品なんだろうが、下品なギャグで笑わしにかかって来たかと思えば、すぐに湿っぽくなってマンドリンが哀しげに鳴ったりし、反応に困った。どっち付かずで中途半端だと思う。鈴木則文とかが監督したらめちゃくちゃ面白かったかも。
あと、割と早くに片親になったくらいでそこそこの家庭環境で育った自分には、悲惨な境遇でもそれなりの幸せ(例えばメシは腹いっぱい食えるとか)があるみたいな描き方がいまいちピンとこない。当人たちからしたらそりゃまあそうなんだろうけど、あんましそこをフィーチャーしたり、彼女らを美しく描き過ぎると、結局ほんとは間違っている筈のその制度をある程度認めてしまうことになると思うんだよな。『あゝ野麦峠』とかも俺は大嫌い。気持ち悪い。
紫色部

紫色部の感想・評価

3.0
2018.6.27 シネマヴェーラ渋谷

運動会のリレーが運ぶ赤色、三原葉子の母性的な包容力/総合力にやられる。水色の着物が眩しい中島ゆたかの艶やかな横顔アップも素晴らしい。
評判が良いけどビデオもDVDも無いから劇場に足を運んだが、中々変わってて良い戦争映画だった。

想い人と戦地で再会する慰安婦だったり病弱な慰安婦の最後の輝きとか個性的なキャラや描写が目立っていて、特に子供を死産した慰安婦が母親らしい振る舞いをする場面の多くはどれもグッときた。(死産が台詞だけで済まされたのは残念だったが)

石井輝男の頓狂な脚本が作品に明るさを生んでいた点も良く、この個性的な作品は中々忘れ難いものになった。
cap

capの感想・評価

-
素晴らしい!『戦場のなでしこ』の真逆!どっちも脚本・石井輝男なのに。
従軍慰安婦という微妙な題材ながら、さじ加減がよいので見やすいと思う。運動会で自由に動き回る慰安婦たちに心打たれた。
「戦争と女たち」@シネマヴェーラ渋谷
isis2315

isis2315の感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

小便ネタ、たこ八郎には笑わざるを得ないんだけど、緑魔子が死ぬ間際のシーンとか中島ゆたかの幼馴染の出征兵とのロマンスとかベタなんだけど泣いちゃう。
あと三原葉子に初めて筆下ろしされる出征兵のエピソードはたぶん、戦時中に実際あったんだろうな。「お母さん」ってやつ。
おかつ

おかつの感想・評価

5.0
大傑作!!!!
文句なしのベストワン!!!
女たちの鮮烈で逞しい生き様に泣く。
WINSRIVER

WINSRIVERの感想・評価

3.8
笑った後に笑ってよかったのかと心配になる演出多め。小便ネタに弱い。
シネマヴェーラ渋谷の「戦争と女たち」特集にて。従軍慰安婦という制度をしっかり批判しつつ、そこに生きた女性や関係のあった人たちを生き生きと明るく、ときには悲しみに寄り添いながら描いていてとてもおもしろかったです。喜劇のなかにペーソスとクリティシズムがある重喜劇でした。三原葉子がとても美しくみえました。ああいう状況下での三原葉子は安心感がありますよ。運動会のシーンも切なかったですね。緑魔子は戦死ですよ。
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