Jimmy

危険な場所でのJimmyのレビュー・感想・評価

危険な場所で(1951年製作の映画)
3.8
シネマヴェーラ渋谷で鑑賞。

監督ニコラス・レイ、音楽バーナード・ハーマンの映像と音楽が美しい殺人課の刑事を描いたドラマ。

ニューヨーク市警の殺人課刑事ロバート・ライアンは、強引でやり過ぎる捜査方法が続く。上司に注意されても相変わらずであるが、彼は「11年もこの仕事をして、独身だったらこんなもの…」というような雰囲気は変わらない。
そんな状態が続いたので、上司から「北へ100キロ離れた山の中で少女殺害事件が発生したので、気分転換に行って来い」と命令されて、北国っぽい山中の村へ赴くことになる。
ロバート・ライアンは、そこで殺された少女の父親ワード・ボンドと出会うが、被害者の父親は復讐のために犯人を捜して殺す気マンマンである。
そして、犯人探しの際、容疑者の少年の姉アイダ・ルピノと出会うが、彼女は盲目の娘だった……。

クライマックスとなる崖の攻防は面白かったが、やはり俳優陣が地味な感じがしてしまったので、ややインパクトに欠ける印象となったのは惜しい。
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