バナバナ

バーレスクのバナバナのレビュー・感想・評価

バーレスク(2010年製作の映画)
3.3
これ、『ヴェロニカ・マーズ』のクリスティン・ベルも敵役で出てるんだ。
シェールもクリスティーナ・アギレラも、撮影時は本当に歌っているのだろうが、どうも歌の部分がスタジオできれいに録音した音を後から被せている感じがして、LIVE感が無い。
そのせいで結局口パクに見えてしまう。
アメリカではヒットしなかったというのも、その辺りが原因かも。
(それか、もしかして口パクに見えるのは、映画館のドルビーシステムのせいか?)

それに、敵役が主演を張れるクラスのクリスティン・ベルのせいか、普通ならこんないけ好かない女は徹底的に失脚させるべきだと思うのだが、どうも扱いが中途半端だし、彼と寄りを戻すところもあっけない。
田舎から出てきた孤独な女の子の出世物語で、ショーの様子など楽しいんだけど、所詮小さなショーパブの中の話…に収まってしまっているのが残念だった。

P.S.ショーパブという事でいえば、フランスと違って、アメリカは風紀良俗に関する法律が厳しいので、トップレスバーと、デートに使える様なショーパブの店とは別物になっていると思う。
映画の中では際どい演出もあったが、基本的にアメリカのショーパブではトップバストを出してはいけないんのでしょうね。
あ、『ショー・ガール』の時はどうだったかな(忘れちゃった)?
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