アキラナウェイ

バーレスクのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

バーレスク(2010年製作の映画)
3.8
今年100本目!!


キラキラと煌めく電飾
舞い踊る美女達
キワドイ衣装だけどストリップなんてしない
男も女も見惚れるダンスショー
そう、ここはBurlesque!!

ショービズ界を描く映画にハズレなし!!
音楽と映画の合わせ技はまさに最強!!

歌手になる事を夢見て、アイオワからLAに辿り着いたアリ(クリスティーナ・アギレラ)。そんな中、テス(シェール)という女性が経営する「バーレスク」を見つけ、舞台の華やかさに魅了される。テスを説得してステージに上げてもらおうと奮闘するアリ。その裏でテスは多額の借金により、店を手放す事を余儀なくされていた。

ストーリーはベタで王道。
アイオワ娘のサクサクサクセスストーリー。

じゃあこの映画の魅力は何かって、やっぱりクリスティーナ・アギレラの歌とダンス!!

冒頭、彼女の歌い出しに息を飲む。
めっちゃんこうめぇ…。
ゴクリ…。

リップシンク(口パク)が主流だったステージで、ハプニングをきっかけに、アリが歌い始めたその瞬間…。

時が止まる。
下ろしかけていた幕も止まる。
全てが止まり、アリの夢が動き出すこの瞬間が堪らなく気持ちいい!!

ステージに立つ女の子達が皆んな可愛いし、衣装も最高、露出度最高!でも女の子達だけじゃない!そんな彼女達を陰ながら支える男性キャストも皆んな魅力的。

スタンリー・トゥイッチも、アラン・カミングも、キャム・ギガンデットも、エリック・デインも。

ただ、ストーリーにもう少し捻りが欲しいのが本音。ラストに描かれる起死回生のバーレスク復活劇はなかなか面白かったけど。

「ドリームガールズ」、「グレイテスト・ショーマン」と同じ系譜なので、好きな人はハマれる事は間違いなし!ミュージカル映画ではないのでいきなり歌い出すのが苦手な方も抵抗なく楽しめる。

終わった後は勿論サントラ聴きまくる定番コース。