アキラナウェイさんの映画レビュー・感想・評価

アキラナウェイ

アキラナウェイ

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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.5

こ れ は す ご い ! !

え?どうやって撮ったの?
圧ッ倒的主観カメラで捉える、オープニングアクションから、目が釘付け。開いた口が塞がらない。

最愛の夫を殺された殺し屋スクヒ(キム・オクビン
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

3.7

長い映画はなかなか迂闊に手が出せない。
これも随分寝かせていた作品。

スティーヴン・スピルバーグ監督の作家性が際立つ、エンタメ要素を極力削いだ重厚な味わい。

1972年に起きたミュンヘンオリンピッ
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.2

久し振りにハネケを堪能。
不躾にエゲツない画を
これでもかと見せつけてくれる。
ハネケ節に酔わされる。
嗚呼、やっぱり良い。堪らない。

「ミヒャエル・ハネケmeats SNS」と言わんばかりに、ポス
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.3

鹿を仕留めるone shot。
ロシアンルーレットで友の命を奪うone shot。
どちらも運命を決めるのは一発の銃弾。

ペンシルバニア州、クレアトンの町。製鉄所で働くロシア系移民のマイケル(ロバー
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.5

ヴィクトル・ユゴーの小説「レ・ミゼラブル」の舞台となった街モンフェルメイユが、怒りで煮え滾(たぎ)る鍋の様。

いつ噴き出すかわからない。
終始張り詰めた緊張感が漂う。
そして、怒りが沸点に達して弾け
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スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

3.0

世界規模で繰り広げられる、エイリアンによる侵略モノにも関わらず、ストーリーは何故か終始マンションの中だけで展開するというトホホな前作から7年。

続編キターーー!!

前作、全然ハマれなかった僕のモチ
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おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

3.8

人間って、自分と違うものを(その違いが大きければ大きい程に)見た時、ギョッとするんだろうね。それはきっと防衛本能みたいなもので、多少は仕方ないのかも知れない。でも、その「違和感」を二度見して確認したり>>続きを読む

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.4

【ほら、ホラー、怖くないヨ】
第14弾!

「1917 命をかけた伝令」で見事なラストランを披露してくれたスコ役のジョージ・マッケイくんとアニャちゃん目当てで鑑賞。

ジョージ・マッケイくん、調べてみ
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.0

嗚呼、何故貴女はその様に美しいのですか。
人間ではないのですか、そうですか。
妖精ですか、そうですね。
そんな気はしていました。

我が麗しの妖精ランキング、今週もブッチギリの第1位、エル・ファニング
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メイジーの瞳(2012年製作の映画)

4.1

両親が離婚して、翻弄される6歳の少女の暮らし。
泣かない。不平も言わない。
少女メイジーはただじっと見ている。
その瞳に映るものとは——。

母スザンナ(ジュリアン・ムーア)と父ビール(スティーヴ・ク
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

3.6

最近はモノクロの古い映画も積極的に観たいお年頃だし、スタンリー・キューブリック監督、ハリウッド映画第1作目という事で、気になって鑑賞。フィルム・ノワールっていうのにも興味があって。

フィルム・ノワー
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.7

【恥ずかしながら初めて観ます名作シリーズ】
第45弾!

【ほら、ホラー、怖くないヨ】
第13弾!

「死霊のはらわた」と同じく、タイトルが怖いという理由だけで、今の今まで避けてきたスプラッタホラーの
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.9

8歳の頃、「タイタニック」で一躍トップスターとなったレオナルド・ディカプリオにファンレターを書いたという、自身の思い出に着想を得た、グザヴィエ・ドラン監督の最新作。

アメリカの人気俳優、ジョン・F・
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ヒトラーに屈しなかった国王(2016年製作の映画)

3.3

U-NEXTの配信終了フラグが立っていたので、慌てて鑑賞。

3月は配信終了が多いなぁ。
きっと配信契約の切れ目なんだろうな。
時々「終わります詐欺」もあるから、終わらないかも知れないけど、観たかった
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サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.8

「少年と自転車」「ある子供」に続いて、ダルデンヌ兄弟の監督作を開拓中。

プロットはいつだってシンプル。
単純さの中に、強いメッセージが詰まっている。

金曜日。
体調を崩し、休職していたサンドラ(マ
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皆殺しの流儀(2014年製作の映画)

3.7

そう、まさしく赤子の手をひねる様に。
礼儀を弁えぬ糞餓鬼共には、ベテランの流儀で皆殺し。

ぬはーーー!!
これは堪らん!!

元ギャングの英国紳士達が、街に蔓延(はびこ)る若者ギャングに制裁を下す胸
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ハーフネルソン(2006年製作の映画)

2.9

表と裏。
表向きは生徒から慕われる中学教師。
その裏は薬物中毒者。

ニューヨーク、ブルックリンの中学校で歴史を教える教師ダン(ライアン・ゴズリング)は、型破りな授業で生徒たちから人気を集める一方で、
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ヴィクトリア(2015年製作の映画)

4.7

ワンカット。
長回し。
僕はそこに堪らなくロマンを感じる。

キャストも制作スタッフも、ミスは許されない緊張感。その道のプロフェッショナルが集まり、その瞬間に懸ける意気込み。

「1917 命をかけた
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.4

【恥ずかしながら初めて観ます名作シリーズ】
第44弾!

U-NEXTが、黒澤明作品を大量配信してるー!?
何故今パワープッシュ!?

うほぉぉぉぉ!!
まだ観れていないアレもコレもある〜!!

「ス
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怒れる女神たち(2015年製作の映画)

4.3

Netflix配信終了間際にギリギリセーフで鑑賞!!
*本日時点でFilmarks上では、まだNetflix見放題と表示されるけど、実際に配信は終了しています。

始まりと終わりの印象が全く違う。
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ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.7

自動ドアを開ける時は手をかざす。
人の心は読めるつもり。
空を飛べる夢を見れた朝は最高の気分。

能力者に憧れて42年。
いまだに僕はスプーン1本曲げられません。
いい大人になっても夢見がち。超能力系
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ナンシー(2018年製作の映画)

3.2

気になっていた映画がU-NEXTで観れると知って飛びついた。

彼女はナンシー。
ボサボサの髪。
光を宿さない瞳。
母との会話に苛立ち、
彼女が心を許すのは猫のポールだけ。

派遣社員として働く歯医者
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スペンサー・コンフィデンシャル(2020年製作の映画)

3.9

ピーター・バーグ監督&マーク・ウォールバーグ主演。

このコンビ、何と2013年以降5作連続!!
ここまでくるとマーク・ウォールバーグ以外で映画を作る気ないのか、ピーター・バーグよ…。

Wバーグと言
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ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

3.5

ザ・ビーチ・ボーイズは聴いてこなかったので、超ベタだけど、「Surfin'U.S.A」ぐらいしか知らない。

数々のヒット曲を世に送り出し、商業的に大成功したに見えたザ・ビーチ・ボーイズの裏側。フロン
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

4.7

うわーー、これ、大好き!!
タイカ・ワイティティ監督による、現代に生きるヴァンパイア達のモキュメンタリー映画。

B級な香りを醸しつつ、ノリも設定も何もかも好きだ!!

ニュージーランドの秘なる世界で
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.6

ジュディ・ガーランドその人を知らず、「オズの魔法使」も未鑑賞。レネー・ゼルヴィガーの作った様な声とおちょぼ口が苦手。世間はコロナの自粛ムード。

それでも、オスカーの主演女優賞に輝いた彼女の演技と歌声
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.5

武田のおばさんはお茶の先生。

母「典子、お茶習ってみたら?」
典子「ええー?」
美智子「私やりたい!のりちゃんもやろうよ!」

母に勧められ、従姉妹の美智子に唆(そそのか)され、典子は美智子と一緒に
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ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

3.7

1年に2,400回。
週に44回。
1日に9回。
48分ごとに銀行が襲われる町。

ロ サ ン ゼ ル ス ! !

ええ、もう絶対住みたくないし、この町の銀行員にはなりたくない。こんなに襲われるなら
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マッド・ラブ(1995年製作の映画)

3.8

他の人にとっては多分大したものではなくても、自分にとっては何故か記憶に残る映画ってのがある。

僕にとってのそれがこれ。
初めて観たのは、大学1回生の頃(1996年)。
親の制止を振り切って、高校生同
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セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

3.6

帯に短し襷(たすき)に長し。
面白いかと言えばそこまででもなく、
面白くないかと言えばそこまででもない。
嫌いじゃないけどなー。

「スリー・ビルボード」の監督と聞いて、ある意味納得。この先どうなるの
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.7

【ウディ・アレンを観よウディ!】

しまった、しまった。
去年の5月以来のウディ・アレンになってしまった。

「チャーリーズ・エンジェル」で心鷲掴みにしてくれたクリステン・スチュワートが目に止まり、そ
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フォーガットン(2004年製作の映画)

2.6

公開当時、"「シックス・センス」以来、最も衝撃的なスリラー"と宣伝されたらしい。

おい。
「シックス・センス」に謝れ。
そんないいもんじゃないぞ。
でも、衝撃的なのは確か。

愛息を飛行機事故で亡く
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.7

邦題、こんなんで委員会。
「最高」が付く邦題にはもう、ウンザリだ!!

原作本「僕の心がずっと求めていた最高に素晴らしいこと」からこの邦題になった様だけど、小説も映画も原題は「All The Brig
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.0

【ほら、ホラー、怖くないヨ】
第12弾!!

「死霊館」ユニバース制覇の道をひた走る。

2分でギブした「エンフィールド事件」が2作目だと思って、リベンジ覚悟で鼻息を荒くしていたんだけど、公開順ならこ
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この自由な世界で(2007年製作の映画)

3.5

「わたしはダニエル・ブレイク」で、秩序のない現代にドロップキックをかましてくれたケン・ローチの、ずっしりな重さが良かったので、次は「ケス」を観ようと思っていたけど、U-NEXTの配信が終わると聞いて、>>続きを読む

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.1

お正月に実家に帰ると、父がいつも座っている机の目の前の壁に封筒が画鋲で止められていた。

「葬儀について その時が来るまで開封厳禁」とある。

驚いて母に尋ねたら、「もう自分達も長くはないから、どうや
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