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127時間のeuinsdのネタバレレビュー・内容・結末

127時間(2010年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

95点

舞台になるキャニオンランズ国立公園の美しいこと。
真っ青な空と、オレンジ色に染まった峡谷とのコントラストがとにかく息をのむほどキレイで、映像美を堪能できただけでも観てよかった。

どこまでも続く大地と晴天の空の中を、音楽を聴きながら自転車で駆け抜けるなんて、すっごい贅沢!

序盤は、ノリノリの音楽を聞きながら広大な公園内を自転車でダイナミックに走ったり、ギャルたちと天然プールではしゃいだりと、ワクワクするようなシーンが続く。

それだけに、物語の8割を占める滑落後のアーロンは、冒頭とのギャップが激しいだけに観ていてものすごく息苦しい。

懸命に叫ぶ声は届くはずもなく、数百キロはある岩を自力でどかせるはずもなく、もう選択肢はふたつしかないわけで、いつその決断をするのか、ずーっとハラハラしっぱなしだった。

スコールに見舞われて、雨水の浮力でまさかの脱出!!
……のシーンにはまんまとだまされて、声を出して喜んでしまった。暗~い岩場で、衰弱していく男を延々と映し出すだけなのに、それほど時間を忘れて見入った。

ジェームズ・フランコの迫真の演技!
かっこよかった~

結構グロテスクでびっくり。

私だったら、死ぬ方を選ぶかも。
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