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歓びを歌にのせてのOTのレビュー・感想・評価

歓びを歌にのせて(2004年製作の映画)
4.5
また一つ大好きな映画が増えた…これは…素晴らしい。

田舎の閉塞感、そこで何かに縋る、それは宗教が多い。そこに歌と音楽と素晴らしい音楽の才能を持った人間が現れる。
それぞれが過去にしまった気持ち、我慢してた気持ち、抑え込んでいた感情、目に見えないものを歌・声にのせて解放していく町の人々と、数年先までのスケジュールまで埋まっていた一流指揮者。
感情も心も曝け出す分衝突が生まれ、辛い事も起きる、だけど素晴らしい事も起きる。きれいにまとめすぎなのかもしれないけど…最高!涙

きれいな雪や川や空気や生き物、愛しいと思う気持ちが素晴らしい・キラキラしてるのがとても伝わってくる。
主人公のピュアさ、子供の頃故郷で止まってしまった時間が故郷でまた動き出すというか氷が溶け出したみたいな感じが凄くよい。

透明感ある空気、光りと影、ロケーションも良い!
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