蟻､ 蟻蟻､ 蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻､ 蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻 …

怒濤の勢いで押し寄せて何もかも喰らい尽くす｢軍隊アリ｣の群れに襲われ、次第にその｢黒い奔流｣に飲み込まれて見えなくなっていくオオトカゲ …

小学生のころ一度観ただけなのに、今でも鮮烈に脳裏に焼きついているマイ･トラウマ映像です。

あの ｢フェイズⅣ 戦慄！昆虫パニック｣ と同じスタッフによる超接写撮影がとにかくスゴい♪

ググってみたら、｢ダーティハリー｣ のラロ･シフリンが音楽を手がけており、なんと第44回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞に選ばれた作品なんですね。

｢フェイズⅣ｣、｢キラー･アンツ 殺人蟻軍団リゾートホテル大襲撃！｣、そして ｢アントマン｣ がお好きな貴方にお薦めです！


蛇足：

一昨日、考え事をしながら家の近所を歩いていたら、突然 ｢ジジジジジジジ！｣ という大きすぎる鳴き声とともに、黒光りするクマゼミくんが耳元をかすめて飛んでいきました。

ハナムグリの次はクマゼミの襲撃。
近ごろ｢昆虫遭遇率｣が高すぎる …

ヤツらの侵略は、もう始まっています！(笑)

• #ドキュメンタリー♪
• #ムシムシ大行進♪

大好き‼︎これを求めていた！
「フェイズIV / 戦慄！昆虫パニック」が現在から果てしない未来へと続く話なのに対し、本作は遥か昔から未来へのそうあるべき流れとして進化の潮流を切り取ったドキュメンタリー。人類誕生以前、虫が世界の覇権を握っていた時代から本作の物語は始まる。

どうやって撮ったのか考えが及ばない超接写映像の数々には思わず目頭が熱くなる。ただそうあるだけの虫たちを、人間と等しく撮影しドラマのあるような映画的な演出をしたり、ただそうあるべきものとだけ描写したりもする。別種のアリ同士が戦い、互いの頭部が欠損しながらももつれ合い殺しあう場面は圧巻。昆虫の世界から一気に人間の世界へとスケールが広がる冒頭が熱い。

話の進行役である博士が別の昆虫パニック映画を観ながら現実問題の説明をするくだりなどは、フィクションと映画内での現実を分けることにより、映画自体の説得力が半端なく上がっている。

東京クラブ