AE35UNITさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(277)
ドラマ(11)

虚空門 GATE(2019年製作の映画)

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「ビハインド・ザ・カーブ -地球平面説-」にもあったような、何かを信じる姿?と微妙に支え合うパートナー関係を垣間見ることができて良いです。
 冒頭の解剖映像を観る場面で、「電エース」、「イカレスラー」
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71フラグメンツ(1994年製作の映画)

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途中のニュース映像でマイケルジャクソン児童虐待疑惑の話題が出てくるのは、自分も知っている話題だからかグッときた。
 何がどうつながるのか、なんの意図があるのかよく分からない映像をひたすらぶつ切りに見せ
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レイク・マンゴー 〜アリス・パーマーの最期の3日間〜(2008年製作の映画)

4.7

さほど映像としての飛躍がないなか淡々と「それっぽい」映像で霊的なものとの交わりが描かれる(それっぽい、と言っても嫌味ではない)。人の願望とは裏腹に、霊的なものの得体の知れないシステムがそこにある感覚が>>続きを読む

セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)

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無機質な映像!これぞ大量消費社会!と言わんばかりの買い物や洗車、機械的な作業がひたすら続く。終盤にかけて家財一式を破壊する実験映像みたいになるのがやばい。
 最後に薬物を摂取した妻がゴボゴボした呼吸音
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ACRI(1996年製作の映画)

5.0

人魚視点の話ではなく、あくまで「人魚=人間の都合や願望などとは異なるものである自然」に対して接する人間側の話なのが胸熱。
 中盤になり、佐古田教授が日本の学会を追放された経緯の話になってからの世界観・
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赤い影(1973年製作の映画)

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怖かった…。オチがよく分からなかったけど、これは分かるものなのか?そもそも分かる・分からないで締め括られるものではないような気がして、前半部分に対して感じた不穏感とオチのあっけなさに妙な落差があった。>>続きを読む

ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ(1985年製作の映画)

5.0

「金閣寺」などの創作物を通して見る三島の内面 × モノクロの回想 × 市ヶ谷駐屯地へ向かう自決決行日の一日。限界を超えてついには自分を超越していくところに「ビデオドローム」の終わり方のような清々しさを>>続きを読む

ジェラシー(1979年製作の映画)

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男女の関係にある女性が薬物オーバードーズ?で死にかけ処置を受けるなか、回想などで二人の関係を遡っていく形式。緊急処置として喉を切開して呼吸させようとしたり、心臓マッサージに伴う身体の痙攣などが生々しい>>続きを読む

合衆国の恐怖・火星からの伝言(1952年製作の映画)

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THE ENDの代わりに「THE BEGINNING」でオチをつけるあたりカッコいい。窓枠の格子にカメラが近づいていき、格子が十字架にみえるところも面白い。

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

5.0

怖い‼︎ 「精神的に停滞している主人公が、自分を受入れてくれる共同体に取り込まれる」という話の構造が「ミッドサマー」と同じ‼︎ うわああ!

27歳の主人公の言動が、どこか歪んでいるようで、思い出ばか
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遺物 未解決事件流出証拠検証記録(2009年製作の映画)

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「遺物」のみの鑑賞。
韓国語を話す出資者や格調高いナレーション、その他にも構成など、かなり本物っぽさがある。だけども出演者の演技を通して怪異を描写する比率の多さ(半狂乱になる等)と出演者の演技が釣り合
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マリリンとアインシュタイン(1985年製作の映画)

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ホテルの部屋が爆発するみたいな場面、インセプションに影響とか与えてそう。実際のインタビューとかで、クリストファー・ノーランがニコラス・ローグからの影響についての話とかをしていた気がする。

ジェミニマン(2019年製作の映画)

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「父と息子の関係」のようなテーマなので、なぜジェイデン・スミスを出さなかったのかという疑問。トム・クルーズが私物化した「ミッション・インポッシブル」と同じような枠組み。ウィルスミスが輝いているアイドル>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

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綾野剛が薬物でイく瞬間の目が素晴らしい!薬物を使うにしても、バカ真面目に環境に適応していく凡庸な悪さ、日本人的な悪さ、みたいな点が好き。先輩に教わって「はい!勉強になります!」みたいなノリ。

蛇女(2000年製作の映画)

3.2

純粋な恐怖というよりも怪奇を探求する路線の映画。女性であること、蛇、そしてそれらが重なり合うところに蛇女...。怪談劇の舞台みたいな照明と歪んだレンズでの接写が独特の不穏感を出していた。

冒頭の、体
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フューリー(1978年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

オチで何回くらい人体爆発しているのか気になり、数えたところ13回でした...。

カーク・ダグラスがすこぶる人たらしで、ひょっとしてそれも「人の心を操る」みたいなサイキック能力のひとつなのか?とも思わ
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血を吸う宇宙(2001年製作の映画)

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「霊的ボリシェヴィキ」の脚本は1990年代に書かれたらしいけど、本作にあるようや人形がモチーフで得体の知れない禍々しい存在と入れ替わってしまう展開など同時代の近しい要素が感じられた。阿部寛あたりのエピ>>続きを読む

わびしゃび(1988年製作の映画)

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大好きです。冒頭は何やっているのか本当によく分からないのだけども、16分を過ぎたあたりからの展開がグッときた。撮影者の井口昇(19歳)が「仁義なき戦い」のサントラを口ずさみ自らを奮い立たせながら母校の>>続きを読む

ザ・ビジター(1979年製作の映画)

3.0

キリスト教的な「最後は善が勝つのはもちろんなので、ギリギリまで悪の活躍を許す善の神」みたいな展開(あるいは本当に緩いノリで進む話)。
 緊迫感溢れる手術シーンと少女のエアロビのカットバックは訳分からな
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エンカウンターズ/未知への挑戦(1989年製作の映画)

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ロックを爆音で流すあんちゃんの車を、クラシック音楽を流すパトカーが追いかけるという図が面白い。そして両方の車に不調が生じて止まるという。

得体の知れないものに憑依された兄が、「何が起きてるの?」「神
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シャドー・メーカーズ(1989年製作の映画)

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オッペンハイマーがめちゃくちゃ早口なのが説得力ある。最後の最後になってパイプ煙草を吸い始めるオッペンハイマー。

核爆発の特撮がちゃっちいのが惜しい。「スポンティニアス・コンバッション/人体発火現象」
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

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居間で母親と双子が話す場面で、母親の背後に多量の人形を置いて不穏さを描写するところが良かった。

母親が「ジェイコブズラダー」的な震え方をする夢を見るあたり興醒めしてしまった。オチについても微妙。これ
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パラダイム(1987年製作の映画)

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3回目。意識レベルが低下した精神状態、すなわち夢の中で未来からのメッセージを受信するという場面が面白い。このメッセージがオチにも繋がってくるような軽さがなんともB級っぽい。
 キリスト教を新しい解釈で
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

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最後にダム上空にタイトルが出たあと、ヤバい色が溢れてきた後にフィルムが焼け落ちるようなエフェクトがかかってくるあたり、ブチ上がった。個人的には「最後の誘惑」の終わり方がたまらなく好きなので、彼方の世界>>続きを読む

ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

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逆張りとかそういう意識でなく、ほんとうによく分からなかった。本当に申し訳ない。指が吹き飛ぶところと内臓摘出シーンは良かった。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

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2巡目のシリーズイッキ見。工藤Dが真顔でホームレスに暴行を加える場面が見せ場で

電波系に近い存在として口裂け女

「いって‼︎」を何回もくり返す場面など、非常事態の人間の語彙力が乏しくなる描写が良い
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ビハインド・ザ・カーブ -地球平面説-(2018年製作の映画)

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地球平面説によって人生が充実してきた男と矛盾を抱えた人達のドキュメンタリー。地球平面説を唱える人達についても最初は珍しげに思えるが、言ってることがあまりにもワンパターン。想像力が願望に邪魔されてる典型>>続きを読む

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

繰り返される1日なかで主体的な生き方を見出していく元祖ループもの。田舎町が舞台であり、制約も大きいなかでそれなりのスケール感も感じさせる爆破もある。特殊な状況を描きつつ、でもこれって普遍的なことですよ>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

5.0

4回目。映画として大傑作なのだけども、こういう話の構造の映画は全力で肯定したくなる。旅路の末にあっち側の世界へと旅立つ話が大好きです。
 本作はラースフォントリアー自身の自虐コメディ。途中で自身の監督
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ヘルハウス(1973年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

外連味たっぷりに屋敷霊VS検証する側の対立を描いていく幽霊屋敷モノ。常に画面がキマりきっておりアクが強い。
 霊能力者と研究者が集まり、幽霊屋敷に入っていくまでを言葉数少なめにに映していき...全員が
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玉城ティナは夢想する(2017年製作の映画)

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いろんな格好をした玉城ティナを見ていたい願望に答えてくれる点で満足してしまった。畳み掛ける編集の圧で押し切るところがすごい。

玉城ティナが夢想しているという設定をオカズにご飯おかわりできる人は観たほ
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アメリカン・マーダー: 一家殺害事件の実録(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

サスペンスも糞もない現実を突きつけられてうろたえる感じ。面白味のあるサイコパスでもなんでもない奴がつまらん動機で人を殺す、というのが日常的に起きている殺人。残念だけども、これが人を殺すということなのだ>>続きを読む

戦慄の絆(1988年製作の映画)

4.2

かつて一つだったものが紆余曲折を経て再び一つになる話かと思ったけども、クローネンバーグは本作において、それを肯定的に描いているのか否定的に描いているのか微妙に分からなかった。最後に、兄弟で互いに誕生日>>続きを読む

人魚伝説(1984年製作の映画)

5.0

儀式的な動作を重ねて精神と肉体のリミッターを外し、超常的な力を味方につけ、ついには「あっち側」へと旅立つ...大量殺戮を超えたその先にあるのは「あっち側」の世界...‼︎

「髪を切りながら夫が殺され
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アルタード・ステーツ/未知への挑戦(1979年製作の映画)

4.5

オカルト知識が深まるごと良さがわかってくる(ような気がする)良作。ジョン・C・リリーが行った感覚遮断実験を題材にケン・ラッセルが撮ったオカルトSF映画。
内部視覚のような模様の閃光、深層心理の世界、と
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