モスマンは実在するさんの映画レビュー・感想・評価

モスマンは実在する

モスマンは実在する

悪霊島(1981年製作の映画)

5.0

岩下志麻!!!!!冒頭、画面に一番最初に映る角川春樹にホッコリ。発狂岩下志麻ポイント高めの映画であることは間違いない。

ビートルズは確かにくどい。だけど、一回きりの夏休み、一回きりの青春を思い出させ
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柳生一族の陰謀(1978年製作の映画)

5.0

観客の感情を物語の勢いに乗せてしまえば、あとは何をやっても大丈夫。歴史上の人物が急にぶっ殺されても……。これは凄い。

「ケモノは隠れても匂いでわかりまするゾ‼️」

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

4.5

北一輝みたいな名前の人が出てきて笑えた。もともと精神科医を目指していた岩下志麻、ここでも異常心理演技が冴え渡ってて良い。

ただ、「また持病の発作になったんでしょ」などなど説明台詞が多く、鼻につく。狂
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(2023年製作の映画)

5.0

「北野武が頑張ってるポイント加点」が自分のなかでは多いかもしれないが、フツーに面白かった。草履を懐で温めるエピソードもう一回やろうとするの最高〜

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

5.0

「トットちゃんはいい子だからね〜」と言われるところで号泣。トットちゃんが理屈にとらわれない自由な思考をバーッと喋るシーンはさながら今敏『パプリカ』だけども、つきつめれば無意識の世界がそのまんま表出しち>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.9

出てくる人が面白すぎる。芥正彦が「オレは日本国民じゃないけどさ」みたいなことシレッと言ってくるの最高。

三島由紀夫も、自分の中の理屈の辻褄を無理やり合わせようとして自決したんだろうな。思想と行動が一
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ジャケット(2005年製作の映画)

5.0

中盤まで全くヒロインも何も出てこない精神病棟モノ!!精神病院好きとして、かなりのリアリティに脱帽。殺伐としたなかでキーラ・ナイトレイの家に上がり込んでいい感じの空気になるところも、なんかエッチな予感だ>>続きを読む

うみべの女の子(2021年製作の映画)

4.1

原作は高校生のときに読んだものの「中学生ってこんなにエッチするもんなの??」と当時疑問に思った記憶がある。まあ田舎の若者はエッチ以外することない点は共感。高校生当時、ワールド・エンド・ガールフレンドを>>続きを読む

スキャナー・ダークリー(2006年製作の映画)

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妙に冗長な感じもフィリップ・K・ディックの原作に忠実であるがゆえなのだろう。だけども映画として観た時イマイチな印象を受ける…映画なりの面白さの引き出し方は無かったのか?お話の欠点を映像面で盛り上げるた>>続きを読む

アビエイター(2004年製作の映画)

4.0

ソコロUFO事件の際、再現イラストに描かれたUFOの表面には、ハワード・ヒューズの会社のマークに似た模様が描かれていた…

食べようとしていた料理の皿が乱されてしまって食事が食べれなくなる。ただ、これ
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バイス(2018年製作の映画)

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こんなテキトーな説明の仕方もありなのか!こんな政治映画を作って評価されるアメリカの民度の高さ…?

ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ(2009年製作の映画)

3.9

太宰治映画化作品のなかではかなりいい。脚本・田中陽造なのは大きそう。

広末涼子は精神不安定な女性役がハマってて、これは発見だった。広末涼子は妙に演技くさい芝居をする様子が元々あまり好きではなかった。
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I am ICHIHASHI 逮捕されるまで(2013年製作の映画)

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2007年に起きたリンゼイ・アン・ホーカー殺害事件の市橋達也容疑者を描いた映画。きちんと唇を自分でハサミで切り取るところも写っていて(唇の皮膚にハサミで切り込みが入るところまで写ってる!見てて痛い!!>>続きを読む

戒厳令(1973年製作の映画)

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北一輝ってリストカットしてたんだっけ…??ATG映画だからなのか、奇抜な画角の映像ばかりで、そして台詞も思わせぶりなものばかり。うーん、北一輝というヤバい人物はもっと面白く描けたのでは。

キリストを
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プライド 運命の瞬間(1998年製作の映画)

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発狂した大川周明を完コピする石橋蓮二!東條英機の頭を叩くときの指のまとまり具合も良い。「これは茶番劇だ…!」。ただ、映画として終盤なんだか心象風景に閉じこもっていくので面白くはない

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

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えっちした後に食べるうどん、生卵をかけて食べるそのドロッとした触感の捉え方がいい…!

丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる(1989年製作の映画)

5.0

「蘇我さ〜ん…蘇我さ〜ん…」と、自身の先祖の霊が自分を呼んでくるシーンの恐ろしさ。山を背景に空中を浮く人物のビジュアルが恐ろしい…。冒頭の丹羽哲郎によるナレーションも訳わからないながらも迫力がある(ス>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

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射殺した相手から吹き出した血で滑って転ぶのは生々しい。
意外にも緊迫感の薄い作りで、TVドラマ規模の凝ってない撮影で……。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

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ヴィンセント・ギャロが自身の精子を凍結して売っているというニュースを見て、そういえば未見だったなと思い鑑賞

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.3

コンセプトアートが動いている…!という感動。全部手に取るように展開はわかるけど、デザインや世界観の作り込みで魅せてくる映画。トンチキ・アジア描写が冴え渡ってる。なんか渋谷っぽい場所とチベットっぽい場所>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

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最後に映画愛をゴリ押ししてくるのにだいぶ萎えてしまう。『レイダース 失われたアーク』から映像を引用するのに、アーク内の精霊が天に帰ったあとの火の柱のカットが使用されているのは自分としては盛り上がるが、>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

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ビルの許可をもらっている他の業者の後からシレッと入れてもらうのは参考になる。ただ、死体解体描写もあって然るべきなのでは?!

黒人マッチョの脳筋とクール系主人公が戦ってクール系が勝つなら、クール系最上
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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「未知の何かが現れてしまったことへの恐怖」は全く無く、これへの良し悪しは別として自分として気持ちが乗らず…。

銀座にてゴジラが光線を出したあと、原爆の爆発後に訪れるような黒い雨が降ってくるが、それに
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(2021年製作の映画)

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建物を建てようとしたら地中から発掘された1900年代初頭のフィルム映像(というていのファウンドフッテージ)。死体を蘇生させて遊ぶ…!そして、死体に肉付けして結婚するのかと思いきや、死体との婚姻を破棄す>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

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壁に書いた絵が、立体面も塗り潰してヌルヌル動く力強さ…!

ファウンドフッテージとはまた少し違うが、コロニア・ディグニダの内部の者が導入で語り始める。組織の安全性を訴えるべく、資料として残っていた映像
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あまねにっき(2021年製作の映画)

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ひぐらしが鳴きながら区民放送?が流れるカットがゾッとする短編

遠くの空に消えた(2007年製作の映画)

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UFOにまつわる話らしいので期待して視聴。期待の方向性が外れていた…。ただ、地方映画?田舎を舞台にした映画とUFOが親和性が高いのはUFOの歴史的にも真っ当。何もないうえに息苦しい田舎だと、空を見上げ>>続きを読む

デコーダー(1984年製作の映画)

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奇想天外映画祭2023にて。カットアップの祖・バロウズが本人登場し「本物のカットアップというものを見せてやる…!」とばかりに意味不明な言葉を呟き続ける。

さすがノイバウテンのメンバー、FMアインハル
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レッド・サイレン(2002年製作の映画)

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アーシア・アルジェントが拷問ビデオを観ているシーンが最高!拷問ビデオの画質の荒さが良い。そして、画面に反射するアーシア・アルジェントの顔が恐怖でひきつっている。

アジアの逆襲(1983年製作の映画)

5.0

台詞無しで、REMIX LIVE VERSION 海外字幕版?を視聴。若き超能力者集団が何らかの宗教的グルからの通信を受けて、地下施設でひたすら訓練を重ねる日々。「WE MUST DESTROY…!!>>続きを読む

五条霊戦記//GOJOE(2000年製作の映画)

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啓示を受けてしまった弁慶が、牛若丸と戦いに挑む…!歴史の裏で実は…という話になるのが良い。森のなか、惑わされた弁慶の周りをカメラがひたすら周回し続けるカットが凄い。mach1.67のサウンドトラックも>>続きを読む

DEAD END RUN(2003年製作の映画)

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最後の一編『FLY』で宇宙空間にトリップするところは良かった

ノイバウテン 半分人間(1986年製作の映画)

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『Z. N. S. 』が流れる箇所で白虎社の人たちが出てくる箇所が特に好き。運動会の宣誓のポーズのように右手を挙げてビシッ!となる。

THE MASTER OF SHIATSU 指圧王者(1989年製作の映画)

5.0

脚本が中沢新一!ツボを押した結果、覚醒した人間が光り輝く…!!石井聰亙のスピった側面がかなり前面に見て取れる短編。石井聰亙ってだいぶスピっていませんか?クレジットでは、助監督に『ピノキオ√964』や『>>続きを読む

イレイザー(1996年製作の映画)

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クライマックスの戦闘が暗い工場?のなかなのは尻すぼみ。途中でワニと戦ったりもしたのに、これだと…

野性の証明(1978年製作の映画)

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『VIVANT』自衛隊別班みたいな、ハンググライダーで静かにテロリストを襲撃する部隊。そういえば、統一教会から脱会させることを目的としたキリスト教系の団体の方が、あるとき富士山麓にある教会の敷地を偵察>>続きを読む

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