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ダンディー少佐のevergla00のネタバレレビュー・内容・結末

ダンディー少佐(1965年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

【Viva Dundee】

Peckinpah監督ということで…覚悟して鑑賞。

残酷なアパッチリーダーCharribaへの報復の為に、準備を整えていく前半や騎馬戦は面白かったです。

ただ、Major Dundee率いる隊員達同様、観ている方も、討伐にこんなに時間がかかるとは予想していませんでした(^_^;)。メキシコの村でのお祭り辺りから、話の流れが何処へ向かうのか迷子になりかけます。

メキシコ女性の扱いには、"The Wild Bunch"と良く似た所がありました。監督の好みが良く分かります。恋愛要素は余計に感じました。

やや傲慢で身勝手だからか、刑務所監督へ左遷されたDundee。兎に角、相手構わず戦に身を投じる意外、上手く生きる術を知らない男。とりあえず戦っていないと女や酒に溺れて自分を容易く見失ってしまう。タイトルからして、これは血迷うMajor Dundee、そして監督自身の姿を凝縮したものなのでしょう…。背景がバラバラの軍隊を統率する少佐の苦労は、撮影現場を仕切る監督にも通じるのかな…?

"The Last Hard Men"ではトラウマになったJames Coburn (T_T)。またしてもインディアン系でしたが、良い役柄でした。そして、服を着ていても着ていなくても、スタイル良しのCharlton Heston (*^▽^*)。Richard Harrisも格好良かった…Dumbledoreの面影なし!

"It was good to celebrate just being alive."
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