松重豊主演、黒沢清監督の1992年作。
ある商社に新人としてやってきた警備員がヤヴァかった!というシンプルなストーリー。
警備員は大柄、ピアス、寡黙で独特のいで立ち。制服姿は旧日本兵の様。
次々とこの警備員に会社の人間が葬られていくのだが…
やたら音楽が壮大でゲームミュージックみたい。不気味な警備員を演じる松重豊の圧倒的存在感が素晴らしかった。もう少し殺戮シーンに迫力があれば…というところが惜しい。
やたら会社が薄暗く汚く見えたのは気のせいか。後半は会社内の電気も消されドアもロックされと絶対絶命。
ホラー映画?
「ほー いいじゃないか こういうのでいいんだよ こういうので」
思わず孤独のグルメのセリフを言いたくなる。