Jimmy

エヴァの匂いのJimmyのレビュー・感想・評価

エヴァの匂い(1962年製作の映画)
3.0
ジャンヌ・モロー観たさに観た。ジョセフ・ロージー監督作品。
なんと、この映画での色気は物凄いではないか!
男を次々と破滅に追いやる悪魔のような魅力的な美女エヴァ。

映画は「男も女も全裸だったが、羞恥心は無かった」というドキッとするナレーションで始まる。
物語の舞台は、ヴェネチア。
エヴァなる女性(ジャンヌ・モロー)は、ヴェネチア社交界で派手な噂を振りまきながら、高価なドレス、宝石を身にまとって、女の色気を発散しまくっている。
彼女について分かっているのは、何人もの男たちが、彼女のために身を滅ぼしたということぐらい。
デビューしたての作家タイヴィアン(スタンリー・ベイカー)も、その男達の仲間入りしていく風景を描く。タイヴィアンはエヴァにぞっこんであり、金を注ぎ込んで、何とか自分のものにしようとするが……
といった展開。

「魔性の女」というのは、この映画の主人公エヴァのような女性を言うのではないだろうか。
Jimmy

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