wwwwwwwwっていう感じの最高にイカしたバイオレンスミステリーコメディ。
ハリウッド界のお笑い担当サイモン・ペッグがただただかっこいい作品で、完全にファンになってしまいました。
警察官としての腕は一流だけど、真面目すぎるが故に厄介者扱いされ、田舎町の警察署に左遷させられた主人公が村の恐ろしい事件に巻き込まれていくといった内容。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ワールド・エンド」を手がけた、エドガー・ライト監督とサイモン・ペッグコンビの作品なだけあって、とにかくクセが強い。
そしてとにかく面白い。
まあ、オチは大体読めてしまうものの、コメディ、ミステリー、アクションといった様々な要素がバランスよくブレンドされており、隠れた名作として世の映画好き達に愛されているのも頷けます。
「ハートブルー」や「バッドボーイズ」が作中でも出てくるように、バディムービーにインスパイアされた作品でもあり、ラスト30分の大乱闘戦は映画史に残る最狂のシーンになっています。
クライムアクションに必須の演出やカメラワークを使った戦闘シーンが印象的で、「ハートブルー」の名シーンをパクった演出には思わずニヤついてしまいました。
あとマイケル・ベイが大好きなバディ同士が背になって一周回るカメラワークも笑ってもうたwww
映画好きであればあるほどほくそ笑んでしまうであろう良作でしたね。
ただ、序盤はちょっと退屈なので最初の30分は我慢してください。
そっからがすげーから。