ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!の作品情報・感想・評価

  • Filmarksトップ
  • ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!の作品情報・感想・評価

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!2007年製作の映画)

HOT FUZZ

製作国:

上映時間:120分

ジャンル:

4.0

「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」に投稿された感想・評価

KURUTO

KURUTOの感想・評価

4.3
【記録】
「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督、2007年の作品。まったく観る気を阻喪するサブタイトルのため、未観賞だったが、これは傑作。散りばめられた伏線と印象的な小道具、途中からがらりと様相が変わるストーリー展開、サプライズも取り揃えられており、根っからの映画好きにはたまらない作品だ。

主人公が左遷されて田舎町にやってくるときに抱えてくる観葉植物、フェスティバルの射的屋で獲得した大きな猿のぬいぐるみ、捜査依頼を受けた逃げ出した白鳥など、どうしてここでそれが登場してくるのかというような「モノ」が、実はあとで結構重要な役割を振られていて、「なるほど」と観ていて何度も納得する。

伏線の回収も驚くほど爽快で、かなりきちんと隅々まで設計されている作品だ。自分はこういう作品は実に好みなのだ。ストーリー展開もある場面からがらりと変わり、ミスリードされていた自分が馬鹿らしくなるくらいに、明かされた真実のあっさりとしたとるに足らない理由も妙に納得できたりする。

主人公の相棒となるちょっとのろまな警官がかなりの映画好きで、自分も映画の中の主人公のような人間になりたいと願望している。家にはDVDが壁一面に保管されていて、これを主人公とふたりで観るシーンが、この作品のなかでものちのちかなり重要なシーンとなる。

伏線や小道具やサプライズ、そういうものがびっしりと詰まった、まさにエドガー・ライト監督の「映画愛」が色濃く滲み出た作品。最新作の「ベイビー・ドライバー」に通じるシーンが実はあるので、これからの方はお見逃しなく。それにしても、「映画愛」がまったく感じられない「俺たちスーパーポリスメン!」という邦題、なんとかならないものか。
たそ

たその感想・評価

4.0
ラスト30分のための映画。。

できるサイモン・ペッグには違和感‼︎笑(かっこいいけど...)

銃撃戦のアクションシーンが荒いカット割りで少し残念...
いちこ

いちこの感想・評価

4.9
こんなバカオモロい映画がいくつもあってたまるか
Johnson

Johnsonの感想・評価

4.0
「無理だよ ここはサンドフォードだ」

まさにオマージュの嵐でした。最高に笑った。昨日見た銀魂より笑った。こんなにコメディで良い意味でふざけてる映画なのに伏線の回収が見事すぎる。ベイビードライバーをきっかけに知ったエドガー・ライト監督、ファンなりやした
ベイビー・ドライバー観てエドガー・ライト監督作を、ということで観たけどうーん………
ジャケ見てクールなバディムービーと思っていたらチョイと変わったコメディでいきなりかわされる。

ところが半ばを過ぎるころから猟奇犯罪が起こりシリアスな展開に‥
と思う間も無く再びへんてこりんなアクションコメディに逆戻り。

ラストの銃撃戦は圧巻。自転車で2丁拳銃ぶっ放すおばちゃんに大興奮。容赦無く撃ち返すサイモン・ペッグも◎。

あと、『ハートブルー』ファンには嬉しいシーンもあり。

エドガー・ライト作品は初めて観たのだけれど評価が高い『ベイビードライバー』が気になる気になる。

このレビューはネタバレを含みます

芸がこまかい! 登場人物の変化を同じセリフで示すやり方…これが大好きで、それがてんこ盛りになっているからには美味しいに違いないのであった。

ニコラスは完璧超人ながら非常に感情移入できるキャラクタ。だからノイローゼに追い込まれる過程は辛い…と思えるのだが、スピード感があるので不快感は軽く、エンタメ的配慮には頭が下がる。吹っ切れてからは爽快の一言。



ロンドン市警ニコラス・エンジェルは超有能警察官だが疎まれて田舎町サンドフォードへ飛ばされる。恋人のジャニーンには乗り換えられる。

ビレッジ・オブ・ザ・イヤーにも輝いたサンドフォードで、ニコラスは初日から未成年飲酒と飲酒運転を取締る。飲酒運転犯は所長の息子ダニーで無罪放免。憤るニコラスに署長は、前任も真面目に構えてノイローゼになったと教える。やる気のない署員、何もない証拠押収室、村の風紀紊乱を訴える近隣監視同盟の老人を紹介され、ますます憂鬱は深まる。

呑気な田舎で真面目なニコラスは浮いてしまい、村の新聞記者に名前を間違えられ、それをネタに揶揄われる始末。ダニーだけは尊敬してくれるが、それは警察映画オタクだからだった。

白鳥の捜索、隣人トラブル(この隣人トラブルでなぜか機雷と大量の銃火器を押収する)、間食だらけのパトロール…ニコラスは勤勉にこなし、退屈と零すダニーを諭す。いつも何かが起きている。

ネズミ捕りで捕まえた弁護士と市役所職員の二人に、彼らが主演する劇に招待される。酷い劇だった。2人はその夜謎の影に殺され、翌日車の事故を偽装される。

殺人担当の刑事は事故だと決めつける。そこに地元スーパーの店長・スキナーが現れ不穏な一言を残す。ニコラスは事故を訝しむが、遠ざけられる。ダニーと2人でやけ酒。地元の富豪マーチャントを家まで送り届けるが、その直後謎の影によってマーチャントは家ごと爆散。

事件を訴えるニコラスはバザーの監視に回され、そこで新聞記者にマーチャントの情報を仄めかされる。約束の時間に行くと、記者は塔の先端が首にめり込み死んでいた。それでも同僚は事故を疑わず、ニコラスはノイローゼ気味に。

ニコラスは新聞の記事を読み、被害者間につながりがあると睨む。地元の花屋の老女に村への大型ショッピングモール誘致があると証言を得たニコラスだが、直後老女は黒い影に断ち切り鋏で殺される。黒い影を追跡するが、ガラスを破りながら逃走される。

それでも事故という同僚。ニコラスは異常な敵意を燃やしていたスキナーが怪しいと睨むが、スキナーの足には傷がなく、ニコラスは異常者扱いされる。蕭然と自室に戻ると黒い影に襲われる。スキナーの手下の大男だ。返討ちにしトランシーバーから聞こえた声を頼りに教会に行くと、そこにはカルト教団じみた近隣監視同盟が。スキナー、医者の老人等々町民に、ニコラスは自分の推理をぶつけるが、事はもっと単純だとスキナーはいう。弁護士と市役所職員は下手な演技をしたから。マーチャントは下品な家を建てたから。花屋は引っ越そうとしたから…。すべてはビレッジ・オブ・ザ・イヤーのため。彼らの逮捕を宣言するが、奥から現れた署長に追い詰められ絶体絶命。逃げる途中、地下に大量の死体が…。現れたダニーに胸を刺されてしまう。

郊外に車を止めるダニー。トランクから出てきたニコラスは生きていた。ダニーはこのままロンドンに帰るよう説得し、ニコラスは一度去るが、Uターン。

ニコラスは押収室の山ほどの武器で完全武装。ダニーとともに近隣監視同盟の老人たちを相手にドンパチを繰り広げる。(ニコラスははじめの真面目さはどこへやら完全にやさぐれ、ダニーもオドオド感がなくなる)途中、署の面々を仲間に引き込み、スキナーのスーパーマーケットを襲撃(途中で疾走していた白鳥を見つける)。スキナーをカーチェイスののち倒し、署長と対決。ダニーは署長を撃てないが、車で逃げ出した署長に白鳥が襲いかかり事故。

すべては一件落着…というところにロンドン市警の面々が現れる。ニコラスに戻ってきてほしいというのだ。しかしニコラスはサンドフォードが好きだとことわる。事務処理に戻ったところ、生き残った医者が銃撃。ニコラスをかばいダニーが銃弾に倒れてしまう。応酬された医者は押収室の機雷まで吹っ飛び爆散。

一年後、署長となったニコラスはダニーとともに刺激的な警察ライフを過ごしていた。
>|