エドガー・ライトとサイモン・ペグが脚本を書くとこんなことに！
お馴染みコンビも楽しかった。ペグは大体ふざけているようなイメージしかないけれど、ここでは真剣、真面目、法を重んじる警官を演じているので、また違う一面を楽しむことができた。さすがペグ様。演技力高い。
優秀過ぎてロンドンから追い出された（という素晴らしい展開）ペグ警官。なのにコメディ。どういうこと？と最初は思うんだけれども、ちょっと場面が変わればもう面白いのだから凄い。
あっという間に真面目っぽい映画がコメディになってしまう。カメレオン映画だ！
ただのコメディではなく、パロディ映画でもあり、アクション映画でもあり、サスペンス要素も入っているので、きっと誰が見ても楽しいはず。ちょっと怖いシーンもあったり、年齢指定も頷けるグロシーンもあったり。
手の込んだ作りだったので、もうあとは映画に体を任せるだけ。２時間きっちり楽しませてくれた。
2時間映画はなかなか見ようと思わない（という姿勢がもうだめだけど！）けれど、今日はお休みだったので2時間見るぞ！と覚悟した映画。覚悟なんてしなくてもあっという間に過ぎた２時間でした。
しっかり笑えるのにしっかりサスペンスでしっかりアクションなのは本当にすごいなあ。サイモン・ペグの才能が十分に発揮された一作。
