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蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳のcのレビュー・感想・評価

3.8
僻地で追いかけっこする二人のシーンを目にして、言葉を失うとはこのことなんだろうなと思った。この映画は、何というか、いちいちそういう気持ちになることが多かった。『トウキョウソナタ』や『ニンゲン合格』とはまた異なった感じの、そういう気持ちだ。一切笑う隙のないようなストーリーに、思わず吹き出してしまうようなアンバランスさ。ラストの虚しい小爆発。やるせなくて、ばからしくて、たまらん。
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