「蛇の道」続編だと聞いて観てみたら「ソナチネ」を想起させる「死の匂い」に満ちたオフビートコメディでたまげてしまった。
続編って言うか、関連作って言うか、ギリギリ前日譚として成立しない事もないと言うか…
横移動大好きカメラ。どれだけ不自然なカメラワークも物語の飛躍のほうが変なので映画の世界にするすると引きずり込まれた。
北野武がハナビと菊次郎を撮った間の年に制作されていたとは、北野監督の暴力とは違う…
このレビューはネタバレを含みます
前作「蛇の道」で復讐を遂げた新島は、今作は打って変わって虚無の塊として描かれていて、何をさせても常に上の空のような状態。
言えばキャラクターとして何も色のない新島の色を補うように、おしゃべりな妻や…
「蛇の道」が怖面白すぎて、こちらも連続鑑賞
ダンカンとの裏社会シーンより、奥さんと過ごす家庭内での何気ない日常シーンが怖い
石を投げるとこの生々しさも怖い
自分の娘がああなったら、こうなってし…