蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳の作品情報・感想・評価

「蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳」に投稿された感想・評価

非常にはっきりとわからない。

部屋をどう使うか、人がどう動くか、与えられたフレームに対する企みに満ちている。

「自分のことは考えるな
相手のことも考えるな
全体を考えろ 全体だ!」
何か初期の北野武映画みたいな印象を受ける場面が多かった、ローラースケートしたり釣りしたり鬼ごっこしたりしてるところとか、僧侶みたいな格好したおっさん追い詰めて殺すところのシークエンスとか。

でもその中で時たま挟まれる、何となく嫌な感じを想起させる演出とか急に不安を煽ってくるものを画面に登場させたりするのが、やっぱり黒沢清のものだなって感じがして良かった。

湖の青と、山の緑の色彩がすごく印象的だった。

哀川翔の心を無くしてしまったような感じが素晴らしい。
よくわらない!けど好き……

ソナチネみたいゆるーい感じとまとわりつく死の予感が恐ろしい。
sakutaro

sakutaroの感想・評価

4.1
暴力映画と呼ぶにはあまりに牧歌的で、話も掴みどころがない。しかし、絵も人も血が通ってないんじゃないかと思うくらい異様な空気を放っており、全編にわたってなんとも言えない嫌な緊張感が漂っていて面白かったです。終盤の浜でのシーンだけ少し開放感があった気がする。

今作が異様すぎて、『蛇の道』はあれで結構しっかりとホラーをやっていたんだな…という驚きがあった。

コピー機とか、ただただハンコ押すだけの仕事とか、画面外から聴こえる嘔吐音とか、本当に嫌だな〜…。
SID

SIDの感想・評価

4.0
蛇の道からの続編

つか時系列は蜘蛛の瞳から蛇の道なのかな?

子供を殺された復讐を果たした新島は 生きる目的を失って淡々とと日々を暮らしていた
そこに昔同級生だった岩松から 仕事を手伝ってくれくれないか?と誘われる・・・


ラスト・・・??どう言う事?
似太郎

似太郎の感想・評価

3.5
ナンデスカコレハ???

ベケットみたいな不条理演劇なのか刑事アクションなのかどっち付かずで観ててムズムズする。いわゆるポストモダン的閉塞感が全編に渡り物凄く出ていて、閉口してしまう一作。

車で横移動する大杉漣さん、気持ち悪いヨー。監督の脳内グルグル絵巻を無理矢理見せられてるような一種の鬱陶しさがある。

これならまだ前作『蛇の道』の方がホラー映画として正攻法なだけマシだと思う。もはやストーリーもへったくれもない、ただの戯れ事である。

やはり自分には黒沢清作品を全肯定する事は難しいようだ。ゴダールではないが観てて「勝手にしやがれ」と吐き捨てたくなる珍奇作。
キャストの顔ぶれのせいもあるかもしれないが、間といい雰囲気といい北野武の初期作品っぽい(『ソナチネ』は本作の5年前)。
気がつかなかったが、今夏、新文芸坐で『北野武と黒沢清の暴力』なる特集で両作が上映されていたようだ。
極限まで削り取られた情報と、一瞬困惑するような編集により、妙に想像力をかきたてられてよかった。
絶望の輪廻。
観賞後のこの虚無感はなんですか!!
天国も地獄もない。
あるのは絶望だけ。
哀川翔様…
尊いです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
まぁ坊

まぁ坊の感想・評価

3.5
ダンカンが哀川翔をバックドロップするとこ、『恋人たちは濡れた』の馬跳びするとこみたいだった
ホホ

ホホの感想・評価

4.7
意味がありそう何も意味がないゆるい空間と血の気が引いてくる怖さが共存していてヤバい。
>|

あなたにおすすめの記事