このレビューはネタバレを含みます
宇宙映画自体そんなに観てるわけではないけど
確実にその中でも群を抜いてるであろう抜群の完成度と世界観
インターステラーにならぶ圧倒的エモーショナル
凄すぎて感情が昂ぶりまくる
やっぱりジョディフォスターの存在感は半端ない
羊たちの沈黙でも思ったけど美人だからとかそんなレベルじゃない華やかさがある
はっきり言ってメッセージの解読や宗教的な部分は難しすぎてよくわからないけど
とてもすごいということだけはわかるのでそれでいいと思う
宇宙は無限で可能性しかないからこそ、どう解釈してもどう演出してもいい
自由だからこそ簡単ではないはずだけど
荒れ果てた北海道の海上での宇宙旅行はとてつもないリアルさと怖さと安らぎのようなものを感じさせてくれた
父親(宇宙人)との再会と会話のシーンはほんとに泣きそうになった
日々、仕事して人間関係やいろんな悩みを抱えながら生きてる時に
田舎の夏のノスタルジーな風景や音楽を聴いて気が狂いそうになる時のような
あの感じが蘇った
経験したことがないはずなのになぜか懐かしいあの感じ
まるで自分に問いかけてきてるような感覚になった
それだけ没入できる映画であることの証明だと思う
宇宙に魅かれる人たちの気持ちが結構わかる気になれる映画だった
