えでぃ

コンタクトのえでぃのレビュー・感想・評価

コンタクト(1997年製作の映画)
3.7
幼い頃から宇宙に興味を抱き続け、今では電波天文学者となったエリーは、宇宙からの電波を基に地球外生命体の存在を研究していた。

だが上司のドラムリンが予算を削減したため、エリーは大富豪のハデンに協力を求める。



否定するには詰めが甘く感じました。

削減を指示しておきながら結果が見えると、上前をはねるような上司に、どことなく宇宙人を感じさせ、容易く宇宙へ飛び出せる富豪のハデンと、一癖も二癖もありそうな連中ばかりでした。

宇宙に取り憑かれたようなエリーの体験を否定する事は簡単な事だが、それを検証しようとする者も現れず、行われない事に疑問を感じます。

糾弾する事は安易な事で、その安易な道を選ぶのも人間なのでしょう。

ファースト・コンタクトできっかけは出来たかも知れませんが、地球人にとってはまだまだ早かったように感じました。
えでぃ

えでぃ