ムーミン野郎

ダーウィンの悪夢のムーミン野郎のレビュー・感想・評価

ダーウィンの悪夢(2004年製作の映画)
4.7

フィクションではないからネタバレかどうかわからないけど思ったこと全部書きたい、

外来種が在来する生態系をぶっ壊すのはよく聞く話、WW2から続く泥沼の紛争地帯に武器を横流ししつつヨーロッパに肉食の白身魚を運び続ける経済はでっかい外来魚に依存し続ける国力は回復しないまま性感染が跋扈する負、負、負の連鎖

考えるのやめてしまいたくなる何も何も良いことがない、インサートから不穏で何か不吉なことが絶対に起きるのに有無を言わせない強引な静謐さが記憶に粘っこくくっ付いてる感じ

新約ヨハネの魚とパンの奇跡(のパロディ?)をエイズと貧困でボロボロになった漁師たちに説教する様は吐き気を覚える
牧師が性病で死んでいく漁師や娼婦に福音を唱えたり説教したりすると言う、でもコンドームは勧められない、神の教えの下には避妊はいけないのだと、この虚しさ!ここでこの映画のタイトルを思い出す!一神教は大嫌いです!

ロシア人パイロットがWarをWorkと聞き間違えたの個人的に好きな演出、頭が悪いので白人にヘイト溜まっただけだった、