Saaaaa

戸田家の兄妹のSaaaaaのレビュー・感想・評価

戸田家の兄妹(1941年製作の映画)
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日本語が美しいなぁ、上品。

親父が亡くなったことで家庭に亀裂が入り始め、、、いや、亡くなる前にこうなる兆しがあったのだろう。それぞれが我慢に我慢を重ねてたけども親父の存在が故に家庭とはこういうものだと目を瞑れていたた問題が、家庭が女主体となってまわってしまっている今となっては浮き彫りになってしまった。

邪魔者扱いになる前に早く死ぬ。そりゃあぽっくり行けば私も周りも楽なのだろうけど、そういかないことがほとんど。誰かのお世話になる必要がある。自分の子どもが私を親だからって好意的に私を受け入れてくれるかわかりやしないから老いぼれる前から謙虚にしとかないと。...謙虚にしておいたところで快く受け入れてくれないこともあるしなぁ。当然、血のつながりがあるから面倒見てくれるだろうなんて傲慢だと痛い目を見る。
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