Saaaaa

エンター・ザ・ボイドのSaaaaaのレビュー・感想・評価

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)
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セックスもドラッグも快楽が来る可能性がかなり高いし、バッドに入ろうがトリップ前の世界に戻ってくることができることが大半。しかし死というものは無になるのみ。回帰不可。


兄は両親のセックスを見たことによって母親を”母親”のみならず一人の女として見だし、さらには友人の母親も女という見方を始め、手を出し、その結果一番近い妹にも女という見方をしているような近親相姦臭い兄の言動が気になった。
兄のみならず、妹も兄に対して耳を舐めようとするノリをしたり、平気で兄の前で布面積が少ない下着でいる上に乳を出した格好したり、グロテスクだった。


ドラッグを摂取してトリップすると快楽の渦中にいるのみであって全くもって客観視できない。東京の繁華街というトリップ中の世界に近いような空間を天国から見ることをしたいと思うのは、トリップを客観視してみたいということではないだろうか。

トケイソウみたいな胎盤の中のような飛蚊症の時に見る景色が合わさった映像がエモすぎて夜中に見るだけでとびそうになった。
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