Saaaaaさんの映画レビュー・感想・評価

Saaaaa

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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

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婚姻関係になったからといって愛がそこにあるかはわからない。自分の方に愛が完全に向いていないとわかってしまったのに引き留めようとしたのはめちゃくちゃ惨めで哀れ。


娘が、セックスを婚姻関係にある人のみ
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます



犬神家に呪いをかけたのは静馬やその母親だとしても実際に犯行したのは松子でしょ、、、?


うーん。呪いの件は分かったけど、犯行は静馬ではなくなぜ松子が行ったのかちょっと置いてけぼりくらった。

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

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この青々しくて無駄にギラギラしたエネルギーに駆り立てられて生きてる時代を経た今、ちょうど良い時期に出会えて良かった。

女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

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全てにおいてダサくて草
だが傍観側として見るにはそれで良い

何が滑稽かって恋愛偏差値が低くて非モテであるにもかかわらず、顔面の良い且つスマートでモテる男性と同じように女性にアプローチすること

夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ(2019年製作の映画)

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俳優が役を演じるにあたり、心情の解釈についてこんなにも監督と討論しているメイキングって見たことがなかったから新鮮。私まで熱くなった。

怪我の特殊メイクかな?って思ったらちらほらガチで怪我してたり搬送
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シャドウプレイ 完全版(2018年製作の映画)

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対等な関係性にあり、お互いがそれぞれ伴侶に対して性的な感情と愛情を兼ね備えた状態に達した上で結婚に至るっていうのはめちゃくちゃ理想ではあるけど現実そうはいかないね。


金や権力、または性愛感情等によ
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祇園の姉妹(1936年製作の映画)

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あんまり勝ち負けとか言いたくないが、、色恋営業とかの性を売るようことで生計を立てようとすると負けたと思う、だけどその仕事で金を巻き上げることができて気持ちまで注ぎ込まれたら勝ったと思う。
あくまでもそ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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知識や権威を利用されてしまっただけでオッペンハイマーに罪は無いと、、、?

仮に時代が違っていたとして研究の末に原子爆弾を生み出さないという選択肢はあったのかしら?

学問に対する強い探究心を持ち、な
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炎と女(1967年製作の映画)

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赤ちゃんは母親である女の臍の緒とくっついて出てくるために、確実にその女の遺伝子を持っていることになり、女のものでたると断言できる。しかしながら、遺伝子の提供元である父親となる男と赤ちゃんのつながりを証>>続きを読む

水で書かれた物語(1965年製作の映画)

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水でかかれた物語って、確かにそこには物語が存在するのだけど、透明であるために読者(物語制作者以外の傍観者)は読むことができない物語であり、物語の制作者側からすると、内容を読まれたくない上に物語自体無
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血は渇いてる(1960年製作の映画)

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本人が起こした言動から、本人の意図ではないものが汲み取られて意味付けされる。意味付けされることによって本人のものではなかった本当ではなかったものが本当のようになり、それに大衆が群がることで、彼が偶像化>>続きを読む

渡世人列伝(1969年製作の映画)

4.5

泣いた。

女が入ることのできない男同士の熱情、いやぁ良い

甘い夜の果て(1961年製作の映画)

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若い女をアクセサリー化する金持ち老人の方が、自身のコンプレックスを消化(昇華)するために女を利用する若造よりよっぽど清潔に女遊びしていると思う。

老人は老人で、自身が失った若さを女を通して補填しよう
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左利きの女(1977年製作の映画)

3.9

終始ぬかるんだ地面のよう梅雨のような映画ではあるのだけど最後の最後で薄明光線が差し込む。
鬱じゃない時に見たのにめちゃくちゃ鬱になった。ストーリーだけではなく、様々な箇所で用いられていた原曲から転調し
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生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

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この時代にこの映画をコメディとして輩出できたの凄いな

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

人間の、ではなく自然の摂理に従い、人間のサイクルに必要なことは例え非人道的だとしても行う。

本来人間が持つような性欲や喜怒哀楽等の感情は、共同体の管理や維持にとっては邪険であるがために放出することを
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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愛着障害をかかえた子どもを題材にしているのかと思った。
現実では親からの支配や不安障害的なものをかかえていて、夢では自分の理想的なものを散りばめていて。

舞台では足枷を切るシーンがあった。切ったこと
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絶好調(1965年製作の映画)

5.0

好き

内容は好きだと思えるのだけど、自分が母親の子宮から出てきた直後にオリエンテーションでこの映像見せられたら子宮に戻ろうか迷う

健康でさえあれば(1966年製作の映画)

5.0


こんな軽快な負のピタゴラスイッチ、見るのは大好き

私も車買ったらSouriez!って貼ろうかな、すでに私に貼りたい

あの場でアイーダの凱旋行進曲流れるの良いな

深夜の告白(1944年製作の映画)

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生粋の純粋な女に出会わなかったら、目の前にいる美しい女が偽物の純粋を醸し出していることに気づかず、美女の計画通りに行ったのかしら。

美貌を持っている上に自分の美貌を客観視できる女は強いよな、常に関係
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波紋(2023年製作の映画)

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肉体に直接働きかけることによって結果、精神の昇華に繋がるような快楽は比較的健全な行為とされる。しかしながら祈りを行ったり清められたとされたものを使用したりして善的な物を得ようとするのは比較的不健全なも>>続きを読む

秋津温泉(1962年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

百人一首を映像にしているみたいなエモさ

女の言動で生きると決めた場所である秋津温泉は男にとって過去のとある起点であるが、女にとっては男の生のために生き続ける未来へと継続する場である。また、男が生を捨
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

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白黒で無声であるのに飽きず、なんだかんだ最後まで見てしまった。


自分の信念を裏切ってまで生き続けるのは死と同じようなものであり、もしかしたら死よりも苦痛を浴びる時間は長いのかもしれない、だから死を
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レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

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第一弾の方にハマらなかったが毛嫌いするのもなぁ、、っと思い第二弾も鑑賞。

最後のOh my Darling Clementine を歌っているシーンが一番好き

サボタージュ(1936年製作の映画)

4.0

これを何故もっと早くに見なかったんだろうと後悔するくらい、おもろい

卵を産むまではカナリアがオスであったかメスであったかわからない
混乱が恐怖的なものになるのか喜劇的なものになるのかは妨害工作してみ
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愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

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あぁ、愛らしいなぁ。

同じ空間にいながら、会話以外のコミュニケーション手段を使うぎこちなさが良い。
タチアナに対してゆーっくりゆーっくり心情が変化していくのが良い。
この男らの性質対してこのタイトル
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夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

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酒癖なのか、たまたま思い悩んでいたことにひっかかったからといって突発的に言葉を発しただけなのか知らないけど、あんな初対面の人がいる複数人の飲みの席で、あんな空気作られると地獄だからやめて欲しい、見てい>>続きを読む

それから(2017年製作の映画)

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関係性の中に発生する愛の有無に関して、相手を問いただすのは本当に愚かだ。そこに愛が存在するのがそんなに大事か?


実際に浮気しているのかもわからない、浮気相手に愛があるのかもわからない。それならいっ
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マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

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愛を持ち続けて徹底的に支配される側に回るか、謙虚さを保ち続けて最終的に支配する側に回るか。

関係性を割り切っているといいつつ愛的なものを利用する人は、自分は実は身を結んでる関係性の中で支配下に置かれ
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