飯

ウェディング・バンケットの飯のレビュー・感想・評価

ウェディング・バンケット(1993年製作の映画)
4.0
アン・リーの父親三部作の2作目。

伝統的な東洋価値観と西洋現代社会の衝突。権力の象徴となる父親の窮境と妥協。

中国人の結婚式は色んな欲を解放する場である。人間が獣になるのも一瞬のこと。訳が分からないくらいに怖い。まさに"the results of 5000 years of sexual repression." 中国人としては馴染んでいるような離れているような感じがする。

同じく同性愛をテーマとするBrokeback Mountainと比べると、この映画はシェイクスピアの喜劇に近い。

喜劇で良かった。
飯