物語ではなく感情的叙事、という構造は当時にとって前衛的だったかな。ただ個人的には「感動」という感情自体にどうしても共感できないかもしれない。

とりあえず
びっくりするぐらいの
画面の綺麗さ。意識してない綺麗さ。カメラの技術とかの話じゃなくて、美しい。
こんなにも人をしっかりと捉えた画をみたことがない。

英子ちゃんの演技よ、
子供だから本当に演技なのかなんなのかわからないくらいの自然さ。

わたし好きだなぁ、
なんてことない内容だけど
子供にとっては、まだまだ何も知らん子供にはぐわぁあってくるようなことばかりってのがわかる。

すごいよかった。
言葉に表しきれないんだけど
なんていうんかな、ほんとに内容はなんてことないんだけど
なんてことないんだけどなんてことなくない。


英子ちゃんあっぱれ。
英子ちゃんの服もいちいち可愛くてお洒落で良い家の子感パンパン。

なんていったらいいかわかんかい、
叫びたくなる最高と
うん、いいなぁって思う最高。後者です。

やっぱり英子ちゃんあっぱれ。
英子ちゃんのおとんもすき。

台湾から北京に移り住んだ女の子の、ちょっと切ない絵日記のような映画。
子どもの目を通すと大人ってこんなに悲しい生き物に見えるんだなぁと自分の幼少期を振り返りつつ、ストーリー性に欠けることと説明不足の感がありイマイチ乗り切れなかったのでこの評価。
中国人向けかな。