Jimmy

アラバマ物語のJimmyのレビュー・感想・評価

アラバマ物語(1962年製作の映画)
3.0
名作と名高いこの映画、1930年代の黒人差別が根強いアラバマ州メイコムという小さな町で起こった白人少女暴行事件を巡る法廷で弁護士グレゴリー・ペックが「黒人を弁護するのか?!」と言われながらも正義感を見せるドラマ。
確かに良い作品だと思えるが、自分にはそんなに響く映画ではなかった。ロバート・デュヴァルの存在感は凄い!と思ったが…。

しかし、「この邦題で映画を観たくなる人って居るのかなぁ~?」と思ってしまう邦題なのだが、原題が『To Kill a Mockingbird』(ものまね鳥を殺すには)というタイトルなので、これまた微妙…(笑)

子役の少女スカウトが、過去を振り返って語る物語として描かれているのだが、なぜ今のスカウトを登場させないのか?声だけなのか?も微妙だった。

ただ、白人絶対主義の男が、黒人を弁護したグレゴリー・ペックの顔にツバを吐きかける場面があるのだが、やはり「顔に唾を吐きかけるシーン」は個人的には嫌いだ。(『時計じかけ~』にもあるが、あのシーンはやはりダメ…。)
Jimmy

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