楓花

ケープ・フィアーの楓花のレビュー・感想・評価

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)
3.6
復讐心すっごい…!!
もう本当に地の底海の底まで追いかけてやるぜ精神。

犬と家政婦さんはやめたげてー…!!ってなった。
娘ちゃんは何故ときめいてるんだよ。
そりゃあの状況でニマニマされたらパパぶちぎれるわ。
(魅力的に見せようとしたらできるっていうのがまたもうサイコパス感増し増し。)

船上での娘ちゃんの活躍っぷりが想定外だった。
めっちゃ燃やすやん。

まあマックスは遥かに上回るけれどもね。
車の底に張りついて追って来ているのに気が付いた時は、怖い通り越して笑ってまうわ。

判事や検事の方に復讐しにいけよ!って言葉への反論が「彼らは自分の仕事をしたから」問題ないっていうのが印象的。
ってことは異性問題の証拠を出した上で負けた場合は、襲ってこなかったのかな?って。
有利な証拠があるのに、被告を弁護するはずの弁護士が自分の職務を全うしないで不利益を被らされたことにブチ切れてる感じだったから。

そして判決が出た時は識字能力がなくて、書類を音読してもらっていたぐらいだったのに、勉強して法律書籍まで読み、自己弁護まで経験済みとは…まじですごいな。
そんな相手だと分かっているのに脅迫を言葉にしちゃったのは…精神的に限界だったんだろうなっていうのが分かる。
なんかもう追い詰められすぎて冷静な判断能力が削られていっている様子がしんどい。

マックスの怪演っぷりがすさまじくて、どなたがキャストだったのかと確認したらロバート・デ・ニーロ。
…さすがや。
楓花

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