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太陽はひとりぼっちのKのレビュー・感想・評価

太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)
4.4
空虚さを映した作品。大きな物語の終焉を、些細なところから捉えている。

別れ話をしながらカーテンを開けると近代的な建造物が出てきて、そこから鑑賞者も違和感を覚える。

彼女の虚無感と株取引所の煩さ、このコントラストが美しかった。

最後の数分間、街の映像が流れる。2人は待ち合わせ場所に来なかった。
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