上海十月

忍者狩りの上海十月のレビュー・感想・評価

忍者狩り(1964年製作の映画)
4.0
高田宏治脚本の傑作時代劇と言っていいでしょう。集団抗争時代劇の一種だと思いますが、忍者を待ち受け、非情な決断によって忍者軍団を追い詰めていく。近衛十四郎の物干しざおと呼ばれた長刀を振り回すのは、かっこいい。こういう映画は、どちらかというと忍者側のほうが面白くなりそうな感じがするが、逆転に守り側を全面に出したアイディアは最高。「七人の侍」「十三人の刺客」といったエッセンスをうまく生かしながらまとめており、唸らせる時代劇でした。
上海十月

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