「アウトレイジ」シリーズ第二弾。
罵声、怒号が行き交いながらも、裏で緻密な駆け引きが繰り返されていた前作。
本作では勝ち組と思われた山王会の加藤、逮捕された大友らの人生が大きく変わる。
会長が加藤に代わってからの山王会は、益々勢いをつけ、大友を裏切って山王会の参謀になった石原、ボディガードから一気に出世した舟木を中心に政治にまで影響力を及ぼす団体になっている。
そんな山王会の勢いを止める為、刑事の片岡は得意の根回しによって、山王会の富田を焚きつけ、関西の花菱会に画策する。
しかし山王会と花菱会の繋がりは強く、富田は加藤に殺される。
そんな中、刑務所にいる大友が急遽、仮出所する事になる…
やはりこのシリーズは最高に好き。
前作以上に駆け引き、騙し合い、足の引っ張り合いが多い為、個人的にはたまらない。
しかしいつの間にやら加瀬亮演じる石原が、短期で憎たらしくて、器が小さくなっていたのには笑ってしまった。
あと、花菱会のキャスト達は怖すぎる。
なんせ西田敏行と塩見三省が怖い。
何を信じて、何に重きを置いて、どう突き進むのかは、自身がしっかりと考えるべきと感じた。
次回、最終章が楽しみ過ぎる。
