小日向文世と加瀬亮がすごい。特に加瀬亮のビビリ方が、大友の現代のヤクザからしたら偏執的とさえいえる義理堅さを際立たせていた。
大友（と木村）以外はもう全員が二枚舌、三枚舌で、それだけに利用されたり争いを起こしたりする筋は一作目と同じ。登場人物が多いのとタメが効きすぎてカタルシスは前作ほどじゃなかった。北野映画って女の人の衣装の感じとかすごく古いしあんまり綺麗じゃない人が多い気がするけど、たけしの好みなんだろうか。
「野球やろっか」とか木村の指とかはギャグだと思うし、アウトレイジ漫才みたいにネタにしたくもなるよなぁ。そこはシリーズ中でも名シーンだと思うけど、二作目が一番地味でした。これが人気だから3作目作られたのか？よくわかんねーよコノヤロー。
