モンカダ

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君にのモンカダのレビュー・感想・評価

4.0
アニメ放映当時シンジたちと同い年で観ていて、その翌年に映画も2回に分かれていたときにそれぞれ観た。
「DEATH(TRUE)2」は、TVシリーズを全部観ていたので、ただのまとめじゃないか…と子供ながらにショックだった。ただ、「Air/まごころを、君に」の冒頭26分くらい?が入っていたので、それはめちゃくちゃに期待感を持たせた。衝撃というものを受けた映画は初体験だったと思う。

10何年ぶりに観て、その衝撃は変わってなかった。驚いたのは「DEATH(TRUE)2」も新鮮に観られたこと。TVシリーズを最初から観返していたら違うかもしれないけど…。
このクラシックの協奏曲は何の意味が?彼、彼女のこの言葉の裏側には何が?とか、若い頃から考えるきっかけになったアニメかもなぁとか懐古。

「Air/まごころを、君に」は、さらに期待を持って観る。アスカの言うところの「EVAシリーズ」がやっぱり衝撃で。
人類を守るエヴァが今度は人類を滅ぼす。
何で?説明されても全然わかんない。なんかすごい色々言うけど追いつけない。そんな思い出もあったから、心して今観る。が、まだ理解まではできない。こういうことなのか?程度。
新劇場版でもそうではないかと思っているけど、エヴァンゲリオンが面白い理由はそういうところにあるかもしれないと思うから、理解し切れないのがちょうどいいのかもしれない。だからいつだって観たくなる。