のんchan

忘れられない人ののんchanのネタバレレビュー・内容・結末

忘れられない人(1993年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

フォロワーさんのオススメで鑑賞!
1993年アメリカ製作。ちょっと古い純愛物なので、今どきの若者にはウケないかも?私は若者じゃないので、あの時代だよな〜、解るな〜と、胸きゅ〜んとなりました💓切なくも一途な感動ラブストーリー。

舞台はカナダに近いミネアポリス。道路に雪が積もり寒そうなクリスマス🎄から年始❄️のお話。

生まれつき心臓に欠陥のあるアダム(クリスチャン・スレーター)は孤児だった。シスターから「あなたのお父さんはあなたの心臓を守る為、ジャングルで"ヒヒ"と闘って命を落としたの。それを知った"ヒヒ"があなたに心臓をくれたのよ」と言われて育った。それを鵜呑みにして大人に成長し、ダイナーの厨房で働いているが、誰とも会話を交わす事なく、社会順応性の低い寡黙で孤独な青年だった。

同じ店でウェイトレスをして働くキャロライン(マリサ・トメイ)は可愛くて明朗活発だけど、いつも男運に恵まれずちょっと残念な女子。また失恋した上、そこに追い打ちをかけるような事件が起きる。公園で2人組の男にレイプされかかってしまう。
その時、通りがかったアダムに救われる。そのまま家まで運んでくれたが...
実はキャロラインに恋心を抱いていて、毎晩遅くなる帰路を、彼女が無事に帰宅できるかをこっそりつけていたのだ(ストーカー紛いだけどね💦)

そんな彼の気持ちを知り、手を差し延べるキャロラインに、アダムは次第に心を開いて言葉を交わし始める。
彼女は純粋で優しい心の持ち主のアダムにどんどん惹かれていく。

だがアダムの心臓はすぐにでも移植が必要なほど危険な状態だった。キャロラインは手術を勧めるが、彼は昔シスターから聞かされた物語を信じ、自分の心臓が特別なものと思い込んでいて、手術を頑なに拒否する。『もしこの心臓が奪われたら、もう君を愛せなくなる』と切なく訴える。

アダムの27歳の誕生日、アイスホッケーの試合観戦に行った帰りの車の中でアダムの命が尽きてしまう...
キャロラインはアダムが大切にしていたレコードに針を落とし涙にくれる...


ナット・キング・コールの『ネイチャー・ボーイ』が、オープニング、想い出の場面、ラストと流れ印象付けます♬



※好みの問題なのでファンの方にはスミマセンですが、クリスチャン・スレーター(初めて知りました。今まで観た作品の中で出会わなかったので)のお顔がどーしてもダメで、ちょっとポイントが下がったかも🙏
のんchan

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