にし

恋愛小説家のにしのネタバレレビュー・内容・結末

恋愛小説家(1997年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

古い映画でずっとタイトルは知ってたけど多分初めて観た。
潔癖症で偏屈な主人公が、ワンちゃんとの関わりからはじまり、画家とウェイトレスの女性との関係で変わっていく。ワンちゃんかわいすぎる。

薬を飲むのを嫌がってたのに、この女性のためにもっと良い人間になりたいと思って薬を飲み始めたとレストランで告げる場面が好き。その後、余計なことを言って台無しになったけど。道路の線を避けて歩いたり、ドアノブを汚いもの扱いで触ったり、極度にあったこだわりや潔癖が、最後の方には少しマシになってた。薬のおかげかな。

失礼な発言や意味不明な行動が多い、不器用な主人公。最後の最後まで彼女は困惑してたけど、最後には思いが通じて良かった。素直になること伝えることの大切さ。そして画家や彼女の母親の応援の力もあった。人との関わりで変わっていくんだなとしみじみ思った。
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