森本実言

恋愛小説家の森本実言のレビュー・感想・評価

恋愛小説家(1997年製作の映画)
4.6
超潔癖症の男が、周りの人間によって変わっていく物語。友情、愛情が自分の心の中にあることを自覚しながらも、うまく伝えられない不器用な男。
こんな人って世の中にたくさんいるのかなって思う。潔癖症じゃなくても。

デートに誘って良いムードになるけど、上手く言葉を伝えられないシーンが印象的。そして、何と言っても最後に、朝4時に焼き立てのパンを買うという口実で散歩に行き、彼ならではの独特な愛情表現をする。

素晴らしすぎる映画。
森本実言

森本実言