わるた

パレルモ・シューティングのわるたのレビュー・感想・評価

パレルモ・シューティング(2008年製作の映画)
3.0
レンタルした古いDVDに予告編が収録されていて
芋づる式にレンタル視聴。
ヴィム・ヴェンダースは自分向けでないのがわかった。

日々の繰り返しに疲れた、地位も名声もある男が、
訪れたイタリアで美女とお近づきになり理解してもらい
夢想的な体験をする…という都合の良すぎる展開についていけない。
夢を詰め込んだんだなあ感。
シチリアの郊外の村は趣があってよかったけど。

劇中でも指摘されていたが、
イタリアで、しかもパレルモの街角で、
無防備に眠りこけていたら、
財布その他貴重品とは永遠にお別れだと思う。
高価なカメラなんて手にぶら下げてるだけでも危ない。
ときにハラハラしながら見ていた。
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